表千家流 渡邉茶道教室 / はじめての方へ

はじめての方へ

For beginners

茶道は敷居が高いと思われがちです。当教室は、はじめての方も肩の力を抜いて座れる、アットホームな教室です。講師も生徒も楽しくなければ、稽古は続きません。実際には、覚えることより、覚えなくてよいことのほうが多くあります。そして、覚えることよりも、忘れることが必要なときもあります。仕事の段取りも、日々の気がかりも、稽古のあいだは外に置いてきてください。このページでは、稽古を始める前に気になることをひととおりお伝えします。結論を先に申し上げると、初回は白い靴下だけご用意いただければ、あとは何も要りません。

服装についてWhat to wear

洋服で構いません。着物を持っていないことが、稽古を始められない理由になってはいけないと考えています。実際、社中の多くが普段着で稽古しています。浴衣でお越しになっても構いません。

選ぶ際の目安は二つだけです。膝が出ない服装であること。そして、白い靴下をお持ちいただくこと。畳の上では素足や色柄物の靴下を避けます。畳を汚さないための決まりで、それ以上の意味はありません。会場で履き替えていただければ十分です。

洋服でお点前をなさる方は、腰紐かベルトをご持参ください。帛紗を挟む場所が必要になるためです。体験の段階では不要です。

正座についてSitting

当教室は、無理をしないことを基本にしています。辛くなったら、その場ですぐに足を崩してください。断りを入れる必要もありません。男性は胡座で構いません。

正座椅子は、どの稽古場にも常備しています。最初から使っていただいて差し支えありません。膝や腰に不安のある方は、お申し込みの際にお知らせください。

正座に耐えることは、茶道の目的ではありません。足が痛いことに気を取られていては、湯の音も、香の移り変わりも、何ひとつ入ってきません。楽に座っていただくほうが、はるかに多くを受け取れます。

道具についてUtensils

稽古で用いる道具は教室で用意します。何十万円もする道具を持っていなければ稽古できない、ということはありません。

体験の段階では、身の回りの小物についても教室のものをお貸しします。手ぶらでお越しください。

入会後にご用意いただくものYour own set

体験を経てご入会が決まりましたら、身の回りの小物を五点、ご自身でご用意いただきます。ここから先は、ご自分の手に馴染んだものを使っていただくためです。いずれも高価なものではありません。

帛紗(ふくさ)
道具を清めるための絹の布で、「袱紗」とも書きます。点前の中心になる道具で、これがないと点前が始まりません。稽古で用いるものを「使い帛紗」といい、布地は正絹の塩瀬(しおぜ)です。表千家では、女性は朱色、男性は紫色を用います。寸法は男女共通です。「七匁」「八匁」などの表記は絹の重さを表し、数字が大きいほど地厚で張りが出ます
懐紙(かいし)
菓子をのせる、器の代わりになる紙です。懐石の席でも用い、口元を拭う、器を清めるなど、席中のあらゆる場面で使います。男女で寸法が異なり、女性用は約14.5cm×17.5cm、男性用はひと回り大きい約17.5cm×20.6cmです
扇子(せんす)
扇ぐためのものではありません。挨拶の際に自分の前に置き、相手との間に境を引くために使います。開くことはありません。茶道用の扇子を用い、表千家では男女とも六寸五分(約19.5cm)です。他流で用いる五寸・六寸のものとは寸法が異なりますので、お求めの際は「表千家用」「六寸五分」の表記をご確認ください
菓子切(かしきり)
菓子を切っていただくための小刀です。黒文字(くろもじ)という木のものと、金属のものがあります
数寄屋袋(すきやぶくろ)
上の四点をまとめて持ち運ぶ袋です。稽古場への行き帰りに使います

帛紗は色が、懐紙は寸法が、男女で異なります。扇子は男女共通です。入会時に、当教室から具体的にご案内します。ご自身で判断して先に買われる必要はありません。

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お求めになる際の目安

当教室でお勧めしているものをご紹介します。以下のリンクからご購入いただくと、当教室に紹介料が支払われます。ご購入の有無や価格に影響はありません。同等の品であれば、お近くの茶道具店でお求めいただいても構いません。

男女共通

女性の方

男性の方

あると便利なもの(任意)

Amazonのアソシエイトとして、SIN合同会社は適格販売により収入を得ています。

お稽古のすすみ方How lessons work

回数
月2回が基本です。グループ枠に空きがある場合は随時ご案内しますので、追加でお入りいただけます
所要時間
90〜120分。枠内であれば、遅れてお越しになっても、早く退出されても構いません。その際は、到着と退出のお時間を事前にお知らせください
日程の決め方
1か月前に稽古日の予定をお出しします。そこからお選びください。都合が合わない場合はお知らせいただければ調整します
稽古場
ご自宅か職場から通いやすい稽古場を1〜3か所お決めいただきます。毎月同じ曜日・同じ場所でも、その都度お選びいただいても構いません
最初に習うこと
客としての作法から始めます。席入り、礼、菓子のいただき方、茶の飲み方。点前はその次からで構いません

稽古の場での決まりごとIn the tea room

難しい作法ではありません。いずれも、道具と、その場の空気、そしてともに稽古する人を大切にするためのものです。

礼にはじまり、礼に終わる
稽古場に着いたら、脱いだ履物を揃え、靴下を履き替えます。そのうえで、茶室と社中、講師に一礼してから稽古に入ります。稽古が終わったら、最後にもう一度一礼します。どんなときも礼で始まり、礼で終わる。これが当教室のお約束です
指輪・腕時計
外してお越しください。茶碗や棗は、金属が触れるだけで傷がつきます。取り返しがつきません
香水・整髪料
香りの強いものはお控えください。茶席では香を焚き、菓子と茶の香りを味わいます。ひとつ強い香りがあると、席全体が成り立たなくなります
白い靴下
畳を汚さないためです。会場で履き替えていただいて構いません
撮影
初回の体験では、写真・動画の撮影はご遠慮ください。ご入会後は、そのつど講師および同席する社中の許可を得たうえで撮影いただけます
電子機器
携帯電話などは本席に持ち込みません。必要な場合は講師にお申し出ください

続けられなくなったときIf you need a break

仕事、家族の事情、体調。稽古を続けられなくなる時期は、誰にでも訪れます。そのときにご相談いただければ、休会という形をお取りします。再開の時期を決めていただく必要はありません。

稽古の記録は教室で保管しています。半年後でも、数年後でも、以前の続きから始められます。習い事は、続けられなくなったときに人が離れます。離れた方が戻れるようにしておくことを、当教室の役目のひとつと考えています。

安心してお越しいただくためにOur promise

稽古の場での勧誘を禁じています。物品・投資・保険の販売、事業の紹介、信仰、政治、団体への誘い、セミナーの案内、金銭の貸借。社中の誰であっても行いません。断る理由を各人が抱えずに済むよう、教室の定めとしています。

体験のあとに、こちらから入会をお勧めすることもいたしません。ご自身でお決めください。

まずは一度、稽古場へ

ここまでお読みいただいて気になることが残っていれば、体験の場でそのままお尋ねください。公式サイトからのお申し込みは、初回の体験稽古が無料です。持ち物は白い靴下のみ。正座は無理をなさらなくて構いません。正座椅子もご用意しています。